もくじ
マインドフルネスとは?瞑想で「今ここ」を感じる
なんであんなことしたんだろう…
うまくいかなかったらどうしよう…
頑張ってるのにうまくいかないな…
自分を責めたり、後悔や不安でいっぱいになってしまうことがありますよね。
マインドフルネスとは、過去や未来ではなく「今」の自分に集中している状態のことです。
”過去への後悔”や”未来への不安”で頭がいっぱいの時は”心ここにあらず”の状態です。
マインドフルネスは瞑想を用いて心を「今」に取り戻します。
”今ここにある”コトやモノに集中している「いまここ」な状態を作るんですね。
例えばコーヒーを飲む時。
「いい香りだなぁ」と感じている瞬間も目の前の香りに集中しているマインドフルネスの状態と言えます。
目の前にある幸せを感じることの積み重ねから生きやすさがつくられるよ!
ものごとの「良い」「悪い」をジャッジしない
今ここにある自分のカラダやココロの状態。
マインドフルネスは、その状態ついて「良い」「悪い」のジャッジはせずにありのままの自分を受け入れるということです。
また、自分以外の誰かの言動についても当てはまります。
自分にとって不利益な言動だとしても否定したり評価したりせず、ありのままを受け入れるということ。
私たちは自分のカラダやココロの状態、他の人の言動に対してついつい「良い」「悪い」のジャッジをすぐにしてしまうのです。
しかし、この自分の中のジャッジや評価は過去の経験により、深く深く凝り固まった思い込みが生んでいると言われています。
がちがちの固定観念が、過去に対する後悔や未来への不安を生んで自分や相手を責めてしまっているのです。
凝り固まった固定観念をマインドフルネスによってゆる~く、ほぐしてあげることができますよ。
自分と向き合い固定観念を取り払う
固定観念を取り払う=自分を知る ということでもあります。
自分の思考のクセ・感情の根っこを知ること。
それは長い間、縛り付けられていた思い込みを取り払うということにつながります。
つまり、マインドフルネスの目的は自己認識力を高めることとも言えます。
自己認識力が高まることで、無意識のうちに決めつけていたことは思い込みだったことに気が付きます。
- 自分にはできない
- 〇〇すべき
- 〇〇じゃないとだめ
これらがすべて思い込みだとしたら
思い込みによって今まで縛られていただけだとしたら
それに気付くことができたら
そんな風に考えるとわくわくしてきませんか?
瞑想は決して悩みがきれいさっぱり無くなるわけではありません。
しかし大切なのはココロとカラダをモヤモヤさせるものから一旦離れることです。
瞑想により整った思考は正しい選択や行動を生むのでココロもカラダも軽くなるはずです。
リラックスしてココロとカラダをゆるませることが大切なんだね!
マインドフルネスで「今ここ」に集中するメリット
1.幸福度があがる
「あの時ああすれば何か違ったかもしれない」
「この状態がこの先ずっと続くのだろうか」
過去への後悔も、未来への不安も「今」に不足を感じている状態ですよね。
「いまここ」に集中すると目の前にあるものにフォーカスし始めます。
時間がない・お金がない・愛がない
そんな風に感じている日常も、今に目を向けると
今この文章を読む時間がある
この記事を読んでいるスマホを持つためのお金がある
わたしはあなたに愛を込めて文章を綴っています。
今まで感じていたことは思い込みであって、本当は自分が持っているものに気付くので幸福度があがるわけです。
日常の中で「ありがたいなぁ」と感じることが増えるでしょう。
2.自分を客観的に見ることができるようになる
マインドフルネスは自分と向き合うことです。
「なぜ悲しい気持ちなのか」「なぜイライラしているのか」
自分の感情を客観的にみることで自分の感情の根っこに目を向けられるようになります。
何が自分の感情をそうさせているのか。
過去に誰かに言われた言葉だったり、真実だと思い込んでいた思い込みかもしれません。
自分を客観視することで自分の感情ひとつひとつと向き合い、寄り添い、手放すことができます。
しだいに立ち直りや切り替えが上手になり、感情をコントロールできるようになりますよ。
3.望まない現象が起きてもどっしり構えていられる
マインドフルネスとはニュートラルな状態です。
後退も前進もせずそこにとどまり「今」を感じている状態です。
マインドフルネスを続けていると感情や思考が整います。
余計なモヤモヤに引っ張られにくくなるのです。
望まない現象が起きた時にも、その波にのまれすぎることなく落ち着いて淡々と対応できるようになります。
「今」を整えることで、過去への想いを整理してより良い未来に進むことができます。
4.思い悩むことが減る
これは、思い悩むような出来事が起きづらくなるという事ではありません。
そのできごとに対して自分がモヤモヤを感じづらくなるということです。
マインドフルネスによりココロを「今」に置き、目の前のことに集中することで不要なことや無駄なことを考えること自体が少なくなります。
そうすることで、余計なモヤモヤ思考自体が出づらくなり、悲しみやイライラが減り感情や思考が穏やかになります。
マインドフルネス瞑想のやり方
瞑想…?なんかちょっと怖いw
瞑想と聞くとその曖昧さから「怪しい…」と感じる方もいるかもしれません。
マインドフルネスは科学的・医学的にも研究が進み、効果が最も実証されている瞑想のひとつです。
カラダとココロを休め身体面・精神面・脳機能面からみても整えると言われています。
モヤモヤを手放す魔法のアイテムを手に入れた~!
くらいのゆるい気持ちで取り組んでみましょう
基本のマインドフルネス瞑想
- 姿勢を整えて座って目をとじる
床でもイスでもOKです。
ラク~に座って背筋をのばします。
手の位置も自分が心地よい位置で大丈夫です。 - ゆっくり、ゆったり、呼吸する
丁寧に吸って、丁寧に吐いてくり返します。 - 目を閉じたまま呼吸に集中する
忙しい脳みそはすぐに別のことを考えてしまうかもしれません。
そんな時も「別のこと考えてるなぁ〜」と気付いてあげてそっと意識を呼吸に戻して戻してあげましょう。
まずは1分から始めて3分・・・5分・・・10分と伸ばしていってもいいね!
そのほかの「今ここ」を感じる方法
書く瞑想「ジャーナリング」
用意するのは紙とペンだけ。
- モヤモヤした気持ち
- 今日嬉しかったこと
- やりたいこと
- 行きたい場所
- 宝くじが当たったら欲しいもの
誰かに見せる気持ちで書かずに、誤字脱字も気にせず、頭で考えずに思ったままを書き出すことがポイントです。
今自分が考えていることを書き出すこと。
気付かなかった感情に気付いたり頭の中が整理することにつながります。
食べる瞑想
いつも何気なく過ごしている食事の時間。
ついつい忙しさからスマホやテレビを見ながら「ながら食べ」してしまっていませんか?
しっかり座って、時間をかけて味・香り・食感を感じながら、よく噛んで、食材本来の味を味わいます。
「おいしい」「お腹いっぱい!」と感じる自分の感情やカラダの状態にも目を向けます。
お腹がいっぱいなのにいつも惰性で食べていたことにも気付から
ダイエットにもおすすめだよ!
忙しい毎日の中で急に習慣を変えるのは大変なことです。
最初の一口、最初の3分だけでも、小さなことから始めてみましょう。
まとめ
- マインドフルネスとは過去や未来ではなく「今」の自分に集中している状態のこと
- 瞑想や自分の感情に向き合って心を「今」に取り戻す
- ものごとについて「良い」「悪い」のジャッジはせずにありのままを受け入れる
- 自分の中のモヤモヤを客観的に見て固定観念の存在に気付く
- 「今」を整えることで過去を整理してより良い未来に進む
- 無理せずに少しずつ瞑想や食事方法や習慣を変えていく
自分を客観視できるようになると、まるで人に優しくするように自分にも優しくできるようになります。
悲しみやイライラに振り回されずそのままの自分を受け入れること。
できない自分を責めることなく、頑張った自分を褒めてあげたり、自分をより好きになることつながるのではないでしょうか。